朝起きるのがつらくなったり、
夜眠るときに布団を冷たく感じたり。
だんだんと寒くなるこの季節、おうちで過ごす時間を快適にする
プリスティンの冬素材をご紹介します。
肌ざわり、着心地、あたたかさにこだわった生地から、
とくに“冬の家時間”におすすめの3つをピックアップ。
どれも肌にあたる部分はオーガニックコットンなので、
乾燥のすすむ肌もやさしくいたわってくれますよ。
2枚の生地を重ねて部分的に接結した二重構造の生地、エアニット。
2枚の生地のあいだに体温であたためられた空気の層ができるのが、あたたかさのヒミツです。あたたかい空気をまとうようなふわふわの着心地は、エアニットならでは。
ベビー服によく使われる生地ですが、プリスティンでは大人のパジャマやインナーなどにも使用しています。
エアニットは二重構造のそれぞれの生地を使い分けて、機能性を高めることもできます。
たとえば、ヤク混生地の肌側をオーガニックコットン100%生地にすれば、あたたかさと肌あたりのやさしさを両立。
肌ざわりがなめらかで吸湿性の高いシルクとコットンの組み合わせで、冬はあたたかく、春秋は快適に、リバーシブルで着られる生地もあります。
オーガニックコットン100%ならではのやわらかさや肌へのやさしさを感じながら
生地のあいだの空気層であたたまれる、気持ちのいいエアニットです。
外側も通気性にすぐれるコットンなので、あたたかい室内で過ごすときにおすすめです。
吸湿性の高いシルクは、寒い屋外からあたたかい室内へ移動するときなどの
気温の変化にも対応できるので、素肌に着けるインナーに最適!
オーガニックコットンと2枚重ねにして、リバーシブルで着られる仕様にしました。
保温性の高いヤクの毛(その理由はのちほど!)を外側の生地に混ぜているので、
生地のあいだの空気のあたたかさを逃しません。
肌側はコットン。チクチク感や室内の暑さで汗ばむことを気にせず、リラックスできます。
ヤクは、中国の高原の一部やチベットに生息するウシの仲間です。
この地域は–30℃にもなる寒冷地。
厳しい寒さから身を守れるよう、ヤクの毛は保温性に富んでいます。
外側には硬い毛がありますが、体に近い内側の毛は上質でやわらかく、ご存じカシミヤのようななめらかさ。防水性に優れながら蒸れにくいのも、ヤクの毛の魅力です。
ヤクの毛は軽くてあたたかいですが、獣毛のため、肌あたりがチクチクすると感じることもあります。そこでプリスティンでは、肌側にオーガニックコットン糸が出るように仕立てたヤク混生地を開発しました。
ヤクの保温性はそのままに、コットンの肌あたりで人気の生地。本ページで紹介するのはすべて、このWフェイスの特性を生かしたウェアです。
ヤクコットンをはじめとするプリスティンのヤク混生地は、グレー。
この色は、生成りのオーガニックコットンに黒いヤクの毛を混ぜることで、染色をせずに表現しています。
ヤクの混率によって、グレーの色みはさまざま。
さらに生地の織り方・編み方でも表情が変わるため、あらゆるアイテムで活躍します。
カシミヤは知っているけれど、ヤクは知らない... という方もいらっしゃるでしょう。ヤクのアイテムが希少な理由は2つあります。
1つは、カシミヤヤギと比べてヤクは体が大きく、毛を刈るのに人手が必要なこと。もう1つは、一般的なウール製品は染色するけれど、ヤクの毛は染まりにくいこと。いろいろな人の労働力やアイディアで生まれるアイテムだと思うと、あたたかさもひとしおですね。
焼きたてのパンケーキのようにふかふか!
通常の生地の3倍の時間をかけてゆっくり編み立てられるパンケーキニットは、編み組織が3段構造になっています。
そのため、生地のあいだにできる空気の層であたたかく、寝転べば、肌掛け布団のうえに横になったかのような存在感。
やわらかくつつまれるような着心地です。
空気の層で保温するのはエアニットと同じですが、パンケーキニットはしっかり厚地。
「厚みのあるものはあたたかい」という原点に立ち戻れる生地です。
さらにプリスティンのパンケーキニットシリーズの多くは、袖口や足口を、風を通しにくいリブ仕様にしました。
袖や裾がずり上がりにくく、家時間をよりリラックスさせてくれます。