オーガニックコットンの手編みキットを作りました / オーガニックコットン

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オーガニックコットンの手編みキットを作りました

「3.11」から10年。
街も人もずいぶん日常を取り戻していますが、
あの震災を忘れないことで、
私たちは被災地へのエールを続けています。
このたび「東北グランマ」の力を借りて、
おうち時間をたのしむキットをつくりました。

「東北グランマの仕事づくり」のはじまり

2011年3月11日に発生した東日本大震災。
その3カ月後、プリスティンの運営会社・アバンティは、東北の女性たちと歩みをともにしていました。
仕事を失い生活をも脅かされた被災者に、雇用の場を。
「東北グランマの仕事づくり」の名のもと、被災地の女性たちに製品づくりを依頼したのです。

孤立や経済的な不安の解消を目指し、東北の複数拠点で、ビジネスとしての製品づくりに取り組んでもらいました。
そこに生まれたのは、作業に没頭できる充実感と、世代を越えた女性同士の情報交換の場。
やがては、販売される"商品"をつくっている、という理解も深まるように。大きさや使い心地の違うサンプルをいくつかつくり、デザインについての提案をする人も現れました。

プロ意識をもって臨むものづくりは、実を結びました。
2011年につくったオーガニックコットンのクリスマスオーナメントは、2万5000個を販売。
2014年のソチオリンピックでは、グランマの編んだニット帽が日本選手に贈呈され、浅田真央さんが取材時にかぶってくださったときなどは大きな励みになったといいます。

今も続く、グランマとのつながり

プリスティンには現在も、グランマの商品があります。
手縫いの肌着セット」は、手縫いで仕立てた短肌着・長肌着・へその緒を包むための袱紗のセット。背中には、赤ちゃんを守る魔除けの刺繍「背守り」が縫われています。
シンデレラパール コードネックレス」は、シルク100%のコードにてんとう虫のモチーフが結ばれているのが、グランマと一緒にものづくりした証です。「シンデレラパール リボンネックレス」もそう。「SDGsプリントエコバッグ」に、このモチーフがつくこともあります。

この夏には、グランマの手仕事を生かした新作ウェアを発売いたします。
東北グランマが得意とする手編みのモチーフをつけたカットソー。モチーフを全面に使用したぜいたくなボレロは、3月末までご予約を承り、6月にお届けする予定です。
涼しげな夏の装いにも、人の手のぬくもりを。
10年の時を経て成熟したアイテムを、ぜひたのしみにお待ちください。

手編みキットが誕生しました

新作に先立って登場するのが、オーガニックコットンの手編みキットです。
都内で編み物教室を主宰し、全国の百貨店などで個展を開かれている「トリコ・ダァール」の細野雅子さん(https://www.tricots-dart.com/)に、編み図を制作していただきました。
この編み図でアイテムを試作してくださったのは、東北グランマのひとり、宮城県石巻市の千葉みよ子さん。震災からまもなく、メーカーにデザイン改良を提案した、まさにその人です。
編み物に造詣の深いお二人の力をお借りして、手編みをたのしめるキットをつくりました。お花のモチーフとベビーのブーティ、2種類の編み図からお選びいただけます。

キット用の糸には、リリアン糸を選びました。比較的細く起毛が少なめで、これからの季節にも気持ちのいい、さらりとした編地に仕上がります。
糸は多めにおつけしています。お花のモチーフはいくつか編んで縫い合わせれば、クロスに。ランチョンマットやテーブルランナーとして使えます。
失敗しても何度かやり直しできますので、ご安心ください。あまった糸で別のアイテムを編むのもいいですね。

あの日に。大切な人に。編み物で思いをよせる

被災地の復興が進むにつれて、東北グランマのプロジェクトから離れた女性もいます。
その多くは、門出を祝うべき「卒業」。それでも、震災から学んだことを私たちは忘れてはなりません。
非常時セットを備えることの大切さも、教訓のひとつです。

おうち時間に編み物をする。淡々と過ぎていく時間のなかで被災地を思い、身近な人のしあわせを祈る。
そんなひとときに、プリスティンが寄り添えることを願っています。

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