
一般的に、繊維の柄としてはチェック、ストライプ、水玉と言うのがもっとも代表的で、これらを抜きには柄は語れないと思います。その中でストライプとチェックは生地を織る段階で縦糸と横糸の色を変えることで柄が出ます。
同じチェックでもギンガムは縦糸と横糸の色の配色が正方形を作るように同等になります。
ですから、生地の縦横をあまり気にせずに使うことができる、ある意味で使い回しできる汎用性の高い柄とも言えると思います。例えばストライプでしたら縦柄、横柄のラインが凄く強調されますからそれを計算した使い方が必要ですが、ギンガムにはそういう制限がないということなのです。
私どものオーガニックコットンは染色をしていません。だから柄よりも生地の織りや編みそのものの技法によって生まれる生地の表情(意匠)を出すことには大変長けていますが、プリント柄のような豊富な柄違いはありませんし、ややもすればカラフルなプリント柄の生地の中で大人しくなってしまいがちです。でも糸の色の違いによって出せるギンガムのような柄はオーガニックコットン生地のラインナップにメリハリを作ってくれますし、製品の用途においても重宝しています。
また同じギンガムチェックでも、糸の色、すなわち綿そのものの色であるブラウン、グリーンの糸を使ったギンガムは自然の色の調和が見事で、心和む色合いをかもしだしています。私たちのギンガムはオーガニックコットン生地に注目を集める大きな役割を担い、長いこと代表的な生地として使われていますし、愛らしさは天下一品です。ベビー用品やヌイグルミ、大きいものでは布団カバーなど、本当に良く働いてくれています。
今月から書店にならんでいます雄鶏社発行の「手ぬいでちくちくオーガニックコットンの赤ちゃん服」(高橋恵美子著)でも、シャツや、ロンパースなどにこのギンガムチェックが活躍しています。手作りキットも販売していますのであわせてご覧になってみてください。

